第2回和菜のつゆくさ味噌の商品開発(ツユクサの栄養価と効能)
ツユクサは実は食べれます。
おそらく食べた方は少ないと思いますが、あくも少ないので、生のままでも食べれます。
茎の部分はしゃきしゃきとした食感があるので、炒め物にしてもおいしいです。
料理としては炒め物、スープ、サラダ、和え物や天ぷらなどどんな料理にもあります。
一般的にはきれいな青い花が咲くと思うだけですが、こんなにもおいしい植物です。
稲沢の畑では草の中に埋もれていますが、実ははえています。
私のおすすめとしては炒め物です。食感も味わえて、ツユクサの緑もきれいにでるので目にもいいです。
こんなツユクサですが、漢方としても有名です。
漢方名を鴨跖草(オウセキソウ)といい、効果・効能としてはリュウマチ、血糖値上昇抑制、下痢、かぜ、心臓病、むくみ(浮腫・水腫)、解熱などに効果があるようです。
含有される成分には、ミネラルをはじめ、タンニンやフラボンといったものがあります。
ちょうど物が悪くなる季節ですので、下痢止めに聞くツユクサも料理に使えば効能もえられてよいかもしれません。
植物は季節ごとに生えているものが違います。季節的にものが悪くなる時期にこのような効能があるツユクサがでてくるのにはなにか意味があるのかもしれません。最近では植物の栄養、生えている時期など総合的にみるようになるとこのような側面もあるのではないかと思う事があります。
次回は、つゆくさ味噌を作成します。6月14日(日)の平田寺マルシェのべジ丼にも使用しますのでご期待ください。
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