セイタカアワダチソウも薬草になります。
最近すっかり秋になりましたがとても暑いです。
植物たちもぐんぐん伸びているという感じです。
最近では雑草といっても多くの場合、薬草であることも多いです。その中にセイタカアワダチソウがあります。
セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の植物です。
地下部からアレロパシー物質を出すことで、他の植物の種子発芽を抑制します。
そのため、セイタカアワダチソウだけの群落ができて、他の植物がはえなくもなります。
もともと観賞用として入ってきたので、花はきれいです。しかし、花粉症などのイメージが悪く、人間にとっては嫌われた植物です。
インディアンは喉の痛みや歯の痛みに効果があり、セイタカアワダチソウの葉を利用していました。腎臓結石、腎臓炎、膀胱炎、リウマチ等を改善する効能があるとされています。
嫌われ者の雑草も実はアメリカ等では薬草にもなります。
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