稲沢市の耕作放棄地で植生調査
3月21日稲沢市にある耕作放棄地に植生調査を行いました。
この場所は10年以上も耕作を放棄されている場所です。
植物をみてその土地のことはある程度わかるので、今回は依頼を受けて調べてみました。
植生とは主に
一年生植物→多年生植物→木本というふうに変化していきます。
基本的に自然の状態にしておけばこのようなサイクルになります。今回は、ちょうど一年生植物と多年生植物の間くらいのものが多かったです。
少しづつですが、このあたりの植物ものせていければと思います。
普段はこのような植生調査は山などでやるのですが、今回興味をもったのは野菜と植物のかかわりです。植物には科というグループがあり、イネ科はイネ科の植物、マメ科はマメ科の植物がうわっているところにうえるといいとのことです。
これでこの地の植生を調べればなにかわかるのではと思い、初の試みとして、耕作放棄地で行いました。
ちなみに今回のせた植物は
ノビル
セイタカアワダチソウ
カラスノエンドウ
です。
セイタカアワダチソウは黄色い花があるところをよく見かけますが、このように小さい状態ですと葉だけです。また、カラスノエンドウは冬に芽吹きます。
植物には特性があるのでぜひ道端をみてもらうと季節を感じることもできます。