夏の雑草料理教室を開催
8月3日に夏の雑草料理教室を行いました。
今回でついに4回目となりました。
セミナーもすでに去年から10回以上になり独立から1年たってしみじみと多くなったなと思っています。
今回の教室では、ツルナ、ノビル、スベリヒユ、ツユクサを使用しての雑草料理を作っていただきました。
料理は、
ツルナと焼き茄子のお浸し
ノビル、オクラ、モロヘイヤのネバ和え
スベリヒユのごま和え
お味噌汁
デザートとして、桃のアンサンブル(ツユクサの花添え)
でした。
スベリヒユの食べ比べを行いましたが、どちらも愛知県産でしたので、味の違いはわからなかったようです。
ツルナは沖縄ではハマホウレンソウと呼ばれて、一般的に使用されていますが、愛知県にもはえています。和菜として販売するので今回料理だけでなく、栽培の事も話させてもらいました。徐々にですが、稲沢の畑でも和菜が育っているので、秋の収穫祭を計画中です。
和菜として、スベリヒユも栽培しており、名前としてはスベリヒユはひょう、ツルナははまほうれんそうで売るつもりです。
ツルナはそのままでも塩味がするので、おひたしにするととても味が際立っていました。
ノビル、オクラ、モロヘイヤのネバ和えはどれもネバネバがあるので、夏の疲れて胃腸にはよいと感じました。
スベリヒユのごま和えは生のスベリヒユに混ぜただけですが、これはすごくおいしかったです。調理時間3分で本当においしい料理でした。
今回もみそ汁に雑草を使っていただきましたが、毎回このみそ汁がすごくおいしいです。ツユクサとノビルを使用してもらいましたが、食感と味のどれをとってもよかったです。おいしい味噌と具材だけでおいしい味噌汁ができることを実感します。
今回もみなさんに多くの雑草を料理として味わっていただきましたが、そのままと料理ではとても違うという声を頂き、さらにおいしいと言われてよかったです。栄養価も高く、農薬や化学肥料も不使用の雑草ですが、実はとてもおいしいです。
昔からの植物を食べる文化は、その地域、地域にあったと思います。
それがいまは失われつつありますが、少しでもその良さを皆さんにお伝えできればと思います。
次回は、10月末に行います。秋の収穫祭も畑で行うので、また楽しみが増えました。