春は野に食材があふれているということで、雑草料理を行いました。

結構簡単に写真くらいの量はとれます。とくに春は成長も早いので目をつけたところを探しておいて、後日取りに行くといいです。

今回はスミレを料理しました。

スミレは多くの種類があります。日本に生息するスミレの仲間は300種類ともいわれるほどスミレの数が多いです。

その分見分けるのも難しいものが多いです。

今回の料理に使用したのは一般的にみられる紫色のスミレではなく、白色のコスミレを使用しました。

料理としてはすみれご飯を作ってみました。

昔、郷土料理の本でみた事があり、たまたま何度か作ったのがきっかけです。その本は確か山合いの集落だったので、食材が乏しかった事と春を感じる色合いが良かったことなどからこのような料理がうまれたのかと想像していました。

コスミレは、ほのかに紫が入っているので、色合いが好きでたまにいれます。

「材料」 （4人分）
米　2合
塩 　小さじ1
酒　小さじ１
すみれの花　お好みで

「作り方」
１．研いだ米に塩を入れ、水を入れよく混ぜ炊きます
２．すみれの花を水で洗います
３．お米が炊けたら、すみれを混ぜ込みます

とても簡単ですので、ぜひ作ってみて下さい。昆布などで出汁をとっても美味しいです。スミレだけでは少しさびしかったのでレンゲの花も少し加えました。

春らしいご飯となりました。

他の食材は次回に回します。

くれぐれも毒草もあるので、採取はお気をつけ下さい。