コシアブラの枝と苗を頂き、栽培開始。
知人からコシアブラの枝と苗をもらいました。
コシアブラの苗は1本だけでしたが、コシアブラの枝は40本以上あったのではないかと思います。2015年4月15日くらいの採取だそうです。
コシアブラはウコギ科ウコギ属の落葉高木で、北海道、本州、四国、九州に広く分布し、冷温帯林に生育します。日当たりのよいところを好むので、伐採後のあとに生息することもあります。
山菜としてはタラノメが有名ですが、コシアブラも山菜としてはメジャーな植物です。
コシアブラは新芽を食用として、独特の香りから最近ではスーパーなどにも売っています。天ぷらなどでは香りがとびやすいですが、コシアブラは香りが飛びぬけて強いため、高温の油で揚げてもその強い香りは残る優秀な食材です。ただし、香りが好きな方はおひたし、和え物、汁の実や炒め物、炊き込みご飯など用途も幅広いです。
コシアブラは「山菜の王様」と言われるタラの芽に対して、「山菜の女王」と言われており、てんぷらにするととても美味しいです。ちなみに山菜の3大美味はコシアブラ、タラノメ、ユキノシタと山関係の人にいわれました。タラノメとユキノシタは手に入れれるので、コシアブラが栽培できたらと思っています。
こんな優秀な食材をぜひとも栽培したいと思い、今回は挿し木と苗で育てることにしました。
苗や挿し木では日陰を好むので、プランターでまで発根を促してから地植えをしたいと思います。
ひとつの方法としては土に挿して発根を促します。本来はコシアブラは夏のその時期の枝がよいようですが、今回はいろいろな大きさに切って植えてみました。成功確率は低いようですが、1つでもでたらいいです。
2つ目は苗です。こちらは成功している事例もあるようですので、普通に土にうえて根付きをまちます。
3つ目は水につけてから栽培します。新聞紙をくるんで乾燥しないようにして発根を促してから土にうえます。
いろいろとやってみますが、挿し木でいくつか成功すれば今後どこでもやれそうですのでいいです。
これから樹木もやれればいいかと思っています。