春の雑草料理教室
5月10日(日)に春の雑草料理教室を開催しました。
ママジンさんに取材をしてもらえるということで雑草料理教室も取材をしてもらいました。
以下がママジンさんのサイトです。
http://www.mamazon-zine.info/
今回は春ということで春の雑草はどれも苦味が少なく、花が咲いてもスジが気にならないのも多いので、花、茎、葉などのほとんどが食べる事ができます。また、普段は固くて食べられないような雑草も、新芽ならおいしく食べる事ができるものもあります。
ギシギシ、スミレ、タネツケバナ、ユキノシタの4つの植物をご用意しました。
これらの植物は酸味、粘り、辛みなど特徴的な味があり、どれも食材としては面白いものが多いです。このような春の雑草を以下の料理にしました。
1.タネツケバナと新じゃがのシャキシャキサラダ
2.キメジのカルパッチョ スミレの香り
3.和菜のピッツァ
4.ギシギシとツルナのあさりのスープ
4.デザート 杏仁豆腐 エディブルフラワー添え
そしてデザートとして神谷さんがブレンドした天然酵素茶とデザートでした。
さらに今回は神谷さんが育てている花も料理に使いました。エディブルフラワーとして最近注目を浴びているものですが、実は雑草の花も使ってもらっています。雑草の花は以外に植物の味も花の味に影響しています。苦味のある植物だと花もほんのり苦いです。
雑草としては、セイヨウタンポポと二ガナを用意して、エディブルフラワーとしてナスタチュームやパンジーなどを用意しました。とくに特別なメニューとしてナスタチュームの葉をまいたカジキマグロの料理はわさびの葉とナスタチュームが呼ばれている通りとてもあいました。このワサビの葉とよばれているのは沖縄のほうだといいます。
和菜を今回はじめて使用させてもらいました。私のほうはユキノシタ、神谷さんのほうはボタンボウフ(チョウメイソウ)、ホソバワダン(二ガナ)、ツルナ(ハマホウレンソウ)です。
どれも野生で育っているのとは味も違い、私の稲沢の畑のとも少し味が違うような気がしました。ボタンボウフ(チョウメイソウ)の地域的な栄養成分の論文ではある特定の栄養成分について地域差がみられたことが示唆されているのでそうゆうもの関係していると思います。このあたりは食品分析センターにだして成分を調査したいと思っています。
これから雑草の栽培種と野生種ではないですが、食べ比べもしたいと思っています。
次は7月か8月の夏に雑草料理教室を行います。夏の体に合うような雑草を用意したいと思います。またご参加をお待ちしております。