みどりの谷でコラボイベント「野草を食べよう!~雑草の知識と料理~」
6月27日(土)に野草を食べよう!~雑草の知識と料理~を明宝にあるみどりの谷で行いました。
今回はみどりの谷の松原章子さんとのコラボ企画となりました。
野草の摘み取りと野草料理を行いました。
摘み取った野草は
・シロツメクサ
・アカツメクサ
・クズ
・ヨモギ
です。
アカツメクサはレッドクローバともいい、最近では婦人病への改善としての研究もされているものですので入れてみました。最近ではセイタカアワダチソウなどの嫌われている植物の研究が進み、様々の病気への効果などが研究で報告されるようになりました。
身近にある植物が昔から食べていたものが体になにかしらいいのはわかりますが、このように研究で報告されると面白いと感じます。
さて、身近にある植物を利用してほしいので、誰でもわかるような植物を摘み取りではとりいれるようにしています。郡上市のように自然豊かなところでは多くありますが、身近な植物を利用してほしいので上記の4種(シロツメクサ、アカツメクサ、クズ、ヨモギ)にしました。また感覚を養ってほしいので常に手や鼻などもつかって植物を区別してもらいます。
またクズは繁殖力も強くどこにでもはえ、つるが資材をまとめるのにも利用できるので面白いかと思っていれてみました。もちろん根っこは葛粉の原料になるので実は葛粉も自分で作れます。
当日は雨であまり詰めませんでしたが、15分くらいである程度は採取できました。
都会のほうの方と異なり、ある程度の草の知識があったので摘むのも早かったです。
続いて仕分けをしてもらい、シロツメクサ、アカツメクサ、クズ、ヨモギにそれぞれ分類しました。自分でとったものがわからなくなることもありますがそこは見分け方です。シロツメクサの葉は毛がない、アカツメクサの葉は毛があるだけでも実は分けれます。
このような1つ1つの知識の組み合わせで植物を見分けていきます。
料理は。
みどりのスープ
シロツメクサとアカツメクサのチーズ入りオムレツ
を作りました。
どちらも素材の味を活かして味付けは塩のみです。素材がいいと味付けもシンプルでとても美味しいです。その他にも松原さんと加藤さんが野草ピザやかまでたいたご飯などの料理をだしてくれました。
最後は和菜栽培や雑草が野菜であることについてお話をさせてもらいました。今後休耕田や耕作放棄地の活用を雑草性の高い野菜の和菜で行っていければと思います。
皆さん、非常に興味のある方で今回も楽しくできました。野草も雑草もおいしく食べてもらえればと思います。
今回は松原さんに自然食泊の愛里の石田賀代子さんにも会わせてもらいました。明宝のほうでジビエや鮎だけでなく、野草や山菜もずっとだされている方です。
農家さんでもあり、いろいろなことを教えてもらいました。食事もとてもおいしく、ハルジオンとウドの花の天ぷらを出すところはなかなかないと感じました。今年はつの明宝の天然鮎もたべれてとてもおいしかったです。
アマランサスやキヌアの種ももらい、稲沢の畑でも栽培してみようと思います。さらに今年はらっきょとアサツキの中間体などがみられたということで調べるためにもらいました。なかなか交配しない種ですから一度調べてみようと思います。